今日の逃げは明日の逃げにつながる
今日の逃げは明日の逃げにつながる
「1つのことを逃げ続けると、それがどんどん苦手になっていくけど良いの?」と自分に問いかけることは、時には大切です。
残念ながら、逃げたことが、周り回って得意になったりはしません。
厄介なことに、逃げ続けていると、逃げグセがつくのとともに、逃げるのが上手くなっていくという副作用があります。
そして、逃げている時は妙に言い訳が多くなります。
自分が逃げてしまっていることを、素直に認めましょう。
わたしは、若い時の自分に「逃げるな」と言いたくて、この記事を書きました。
逃げの例外
ただ、例外はあります。
今現在、危険な環境にいるのなら、そこから逃げるのはありです。
例えば、イタイ上司に、毎日パワハラやセクハラなどのハラスメントを受けている場合です。
「そんなの、会社にいたまま解決していけばいいじゃないか」
そのように思う方はいるでしょうか。
むかしだったら、そう言う人がいたかもしれませんが、今はもう、そういう時代じゃないですね。
もしも、イタイ上司の上司に、そのハラスメントを訴えたとしても、それがイタイ上司に伝わった後のことを考えると、おそろしいですよね。
上司からの行動がエスカレートして、さらにひどい仕打ちを受けると思われます。
よって、危険な環境にいる場合は逃げて良し、だと思います。
逃げの原因を探る
気をつけて欲しいのは、その次に逃げたいと思った時です。
次も逃げることになる傾向があります。
そうならないためにも、危険な環境から脱した後に、振り返ってみましょう。
危険な環境にいた原因は何だったのかを。
会社のトラブルを思い出すのは結構ツライので、すぐには振り返れないかもしれないですが、少し時間が経ってから振り返ることがとても大事です。
あの時こうしていれば良かったのにと思ったことは、次に同じようなことがあった時に対応できるはずなのです。
まとめ
逃げることは次の逃げにつながるので、注意が必要です、というお話でした。
ただ、逃げることにも例外があって、精神的にツラく、ギリギリの状態になってまで、その場所にとどまる意味はないということです。
そして、ちょっとツライけれど、逃げた時の原因を見つめ返すことが、この先逃げないことにつながると思っています。