「かく言う私も〜」の本来の使い方
「かく言う私も〜」の本来の使い方
「皆さん、やるべきことは、先に片付けた方が楽ですよ。」
「かく言う私も、夏場は体が重くて、ついつい物事を後回しにしがちです。」
「そうすると、あとでまとめて片付けないといけないので、もっと辛くなるんです。」
例えばこんな風に話をしていたとして、この文の中でポイントとなる部分があるのですが、それはどこでしょうか?
次の章で解説します。
「かく言う私も〜」の意味と間違いやすい使い方
「かく言う私も〜」という言い回しなんですが、会話の中ではあまり使わない表現かなと思います。
ネット上の文章を眺めていると、あれ?その使い方は何だかしっくりこないぞ、と思う時があるので取り上げてみました。
それは、話し始めにいきなり、「かく言う私も〜ですが」と言っている場合です。
例えば、何かの話をはじめる時に、「しかし」から始まると違和感があると思います。
それと同じく、「か(斯)く言う私も」は、「このように言う私も」という意味なので、事前に何かを言っておかないといけないんですね。
ああ、ややこしい…。
つまり、いきなり「かく言う私も〜」で始まると、あれ?今、何か言ってたかな?となります。
日本語って難しいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。