大学生のお金・生活事情・新奨学金制度に注目
大学生のお金・生活事情
JASSO(日本学生支援機構)の大学生の生活調査のデータを見て、興味深いことがわかりました。
対象:一般の大学生(昼間部)
大学生のバイトのメリット・デメリットについてはこちらをチェック
ピックアップ:番外編
おそらく、昼間部の大学生の内、生活に余裕のある層が大学院へ進学したと考えられます。
大学院生は、研究に没頭する人、単位が取れれば良くて遊ぶ人、バランス型の人という感じでしょうか。
さまざまな大学生事情
新しい奨学金制度
家庭からの仕送りがだんだん減ってきていることが社会問題になっています。
来年度(2020年4月)から始まる奨学金の新制度
簡単に説明しますと、従来の奨学金は返済が必要なものでした。
新制度は、家庭の収入額等から審査して給付型の奨学金で支援をしてもらえるという制度です。対象大学は要確認です。
自宅から通っているのか、学校の近くに家を借りているのかによっても支給金額が上下します。
審査基準はまだ確定していないようです。
実は、奨学金の返済で人生を棒にふってしまった人も多数います。
そこで、今回の給付型の奨学金が誕生したという経緯です。
既に大学に在学している人も対象になる可能性がありますので、ぜひ確認してみてください。
無理してバイトして、学業に影響を及ぼす必要はなくなるかもしれません。
ただ、そこまでして大学に行く必要があるのかということを、念頭に置いておく必要はあると思います。
支援してくれている親に返したい
返さないと申し訳ないと思っている方は、気持ちは本当に素晴らしいのですが、就職してからでも大丈夫だと思います。
就職してから、何かプレゼントを買ってあげたら、喜んでくれるかもしれません。
いえ、きっと喜んでくれると思います。
ひたすらルーティーンをこなす模範生
前に、自分の夢の為に何時間もかけて、自宅から遠い大学へ通っている学生さんのドキュメンタリーを見ました。
家→大学→バイト→家→課題→寝る→大学へのルーティンです。
本人は本気で取り組んでいて、バイトもして、家に帰って毎日課題をやってから寝る。
眠る時間は数時間、また早起きして長時間をかけて学校へ行くというもの。
家族の支援が素晴らしかったし、本人のやる気もハンパなかったです。
大学に行く意味をすごく感じますね。
大学生がバイト以外にすべきこと
これからの時代は、終身雇用が保障されない時代です。
すぐに思い浮かぶのは副業ですね。
優先順位は、学業>バイト>副業です。
副業を追いかけるのは、完全に悪いとは言いません。
大学生はとりあえず色々やってみた方が良いですね。
そう思えることを、大学生のうちに見つけられるように、いろいろな経験をするのが良いことだと思います。
自分が将来何になりたいのか、自分で起業したいのか?
何かが流行っているから、飛びつく!!のではなく、自分に合っているか、本当にやりたいこと(少しでも心が動く)かどうか、いつも自分に問いかけてみてください。
大学生もお金のやりくり・金銭感覚を学ぼう
大学生も少しずつ貯金しておきましょう。
本当に少ないお金からやりましょう。
FXのロットを知っていますか?
株だったらプチ株、こちらも少ないお金で投資ができるものです。
投資で重要なのは、ロスカット(損失が発生した時に、キリをつけて手放すこと)という自己管理の力を養うことです。あとは冷静な判断力。
また、世界経済の流れを知ることができます。
指標(雇用統計、失業率など)の発表のサイクルとか、各国の市場がオープンする時間など。
投資家は機関投資家、個人投資家に分かれます。
機関投資家(金融機関等の団体に所属する投資家)はかなりハードな職業です。
経済エコノミストや、アドバイザー系は投資経験が必要で、間口の広さで言えば、金融機関や総合研究所に勤務するのがスタートです。
日本の就業環境の現状
日本の就業環境の実態は、結構な仕事量やスキル・能力を要求される反面、給料・賃金は安いことが多かったりします。
また、年々、都市部に人が集まってきていて、すでに集まりすぎているのでさらに窮屈担っています。
時々、スーツの男性がホームにバッタリ倒れ込んでいるのを見るのは恐怖でしかないです。
終わりに
色々なことを書いてきた、わたしですが、実は家庭の事情で、大学には行っていません。
(ただ単にイデオロギーなら良いですが)大卒の人と大卒でない人をくれぐれも、仕分けたりしないようにしてください。
また、大学生を客観的に見た意見というのは、意外と貴重かもしれないですよ。
大学に行かなくても、いろいろな経験は積めます。
ただ、そのころに奨学金という制度を知っていれば、大学進学をちょっと検討したかったかもしれないです。
皆さんは、大学生活もバイト生活も楽しんでください。